研究室内の連絡について

メールはWEBメールに(gmail、yahoo、、)

  • 研究室内での連絡にあたって個人のメールドレスを使いますが、特別な理由が無い限り、携帯のメールではなくgmailやyahooなどのwebメールを使用するようしてください。理由はいくつかありますが、第一の理由は、携帯のメールでは、PCで開くことを前提としたファイルの添付などがうまくいかないことがあるからです。
  • gmailやYahooなどは、スマホで対応するアプリをインストールしておけば、携帯でメールを受信するようにタイムラグ無く受信することができます。
  • もちろん、sdaのアドレスを使うのもOKです。この場合、gmailなどのwebメールで受信できるように設定しておきましょう。

研究室内で共有する情報はサイボウズで

  • 履歴が重要となるような案件、あるいはメンバー間で共有する価値のある案件については、サイボウズの掲示板に記事をポストして下さい(非公開)。
  • 研究室のメンバーになると、僕からメンバーへの参加を打診するメールを送りますので、個人用のアカウントを作成しておいてください。
  • iPhoneやAndroid用のアプリ(サイボウズLive)があるのでインストールしておいてください。新着通知が可能となります。
  • ゼミなどの告知も、追々、サイボウズの中で完結していきたいと考えています。

研究室の資源の利用について

研究室内(横山研共用)の資源の利用について

  • 研究室にはハンダ・Arduino・ピンヘッダ・ブレッドボードなど、プロトタイプを自作するための物品があります。各自の研究制作用にそれらを使用することは自由です。 ただし、Arduinoやブレッドボードなどは、原則、使用後あるいは展示後に返却してください。 また、消耗品を多量に使用する場合などは、事前に、小鷹まで許可をとってください。

物品の購入について

  • 研究室の資源となるような物品の購入については、研究室の予算から購入できる場合があります。随時、僕まで相談して下さい。大学院生については、年度始めに示した予算の枠内であれば、所定の手続きに従って、自由に(研究に必要な)物品を購入することができます。

購入方法

学部生の年間予定

3年生

3年生07月研究室配属の決定
3年生09月-11月インタラクティブメディア実習
3年生11月-01月プレ卒業制作

4年生

4年生08月上旬卒業研究テーマの提出
4年生10月下旬中間発表(5分)
4年生02月上旬最終審査(10分)

卒業研究に関して

「オリジナル」であることを巡って

  • 卒論作成にあたっては、これから取り組もうとしている仕事が、何らかの意味で「オリジナル」であることが要求されることを理解して下さい。これは、<学術に参加する>ことに伴う、一種の「礼儀」のようなものと考えるべきです。
  • 卒業研究であろうと卒業制作であろうと、先人の過去の仕事を一切参照しないかたちで成し遂げられるような「オリジナルな成果」というのはあり得ません。あなたの仕事が、曲がりなりにも部分的に「オリジナル」であるということは、その周辺で先人たちが考えてきた思考の痕跡をあなたが十分に味わい尽くしたうえではじめて、<控えめに>主張されるべきことなのです。
  • 論理的に、あなたがたがこれからやろうとしている仕事が「オリジナル」であるかどうかは、本来、「筑波山にはXX蝶がいない」といった命題と同型的な、そもそもが証明不可能な問題です。こうした困難を受け入れたうえで、それでも「私はできる限り、最大限、調べました」と胸を張って言えるように、関連の文献に十分あたるようにしてください。(学術論文の背景部分では、よく「As far as the author knows, 」という定型句が用いられます。これは、「我々がこれからやろうとする点に着眼した仕事は、調べた限りにおいては見当たらない。」というかたちで、仕事のオリジナリティーを主張しているわけです。)

背景づくりが論文の根幹

  • 卒論では、「背景」のストーリーを立てることが一番重要です。
  • 私見では、学術の世界においては、結果的に「何が達成されたか」よりも、「何を問題として立てたか」の方が重要視されるべきです。 まだ研究のアプローチが未熟な学部生が取り組むことになる最初の大きなプロジェクトである卒論では、とりわけそうあるべきと思います。 というのも、考えてみれば当然ですが、実験や制作の結果の是非は、元来、僕たちの手ではコントロールできないものだからです。 「結果」はうまくいくかもしれないしうまくいかないかもしれない(とはいえ何もやっていないのは論外です)、 しかし、「問いの立て方」が正しいかどうかは、ある程度客観的に評価することができます。
  • 「正しい問い」とは、簡単に言うと、「社会や科学では~の課題があるので、新しい~の手法で状況を改善することにトライします」というような構造を持ちます。 この<新しい>というのが、先述した「オリジナリティー」に対応する部分です。 「正しい問い」の価値は、結果がうまくいかなかったからといって、少しも損なわれるものではありません。 (実際、哲学は、「問い」の構造の精緻化に関わる学問といえるでしょう) そればかりか、質の良い「問い」は、後進の研究者からの多様な知的好奇心を惹き付けることがあるため、 一つにきれいに閉じたプロジェクトよりもむしろ、学術コミュニティー全体としては強い恩恵があります。
  • 以上が、この「問い」が語られる「背景」が重要であることの一つの理由です。
  • 重要であることの理由として、もう一点を挙げてみます。これは、プレゼンという空間の特性と関係しています。
  • 「背景」は、プレゼンの頭で語られるセクションです。そして、場合によっては、「一番長く語られる」べきものでさえあります。
  • オーディエンスは、基本的に、あなたの仕事にほとんど無関心であると思ってください。 <趣味趣向も違えば、専門分野も違う、そんな聴衆を相手に10分以上のプレゼンにつき合わせる>のですから、 プレゼンの冒頭は、ある種<広告的>に「誰でもわかる平易な言葉」で仕事の意義を語る必要があります。 つまり、専門外の人があなたの仕事に興味を持ってもらって、 「足並みを揃える」ための導入部分としての役割を「背景」は担っているのです。
  • ときどき、背景を十分に語らず、いきなり専門的な言葉で仕事の詳細を矢継ぎ早に浴びせ、ほとんどオーディエンスに質問の余地を与えないものがあります。 結果、何の質問も無く、本人はうまくその場を切り抜けたと思っているかもしれませんが、端的にそのようなプレゼンは「むなしい」ものです。 プレゼンの前後で、オーディエンスの知的関心を何一つかき乱すことができなかったわけですから。

背景の構成

背景を構成するにあたっては、(例外はあり得ますが)以下のような流れを想定するとわかりやすいです。

  1. ざっくりとした課題(社会問題・あるいは学術における未解決問題)や知的関心の指摘
    • 社会問題の例:現代のインターネット上のコミュニケーションでは身体的なインタラクションが希薄であり、結果的に、言葉の暴力が横行している。
    • 学術的未解決問題:「笑いとは何か」(いつ笑うのか、なぜ笑うのか、笑いはどう進化したのか、なぜ笑いは人に固有のものなのか)
    • 知的関心の例:「自然現象の可視化」「広告の受容を通して社会の無意識を分析する」
  2. 関連する領域の研究・制作の指摘
  3. 関連研究を踏まえた、もう少し具体的な問題点(あるいは未開拓な点)の指摘
  4. 目的(この仕事が、どのような問題の解決・新たな地平の開拓に貢献するのか)
  5. アプローチ(上記の目的を果たすにあたって、どのような新しい視点を導入するのか)
    • 工学的に何かを実装・制作する場合、アプローチの詳細は、背景以降に新たに章を設けて説明します。ここではあくまで、アプローチの大枠での方向性を説明します。

研究のための環境(主に大学院生向け)

論文の管理

  • 小鷹研で研究をすすめるにあたっては、海外の最新の論文に常時目を向け、国際的に意味のある研究テーマを見いだすことが重要です。実際、海外のジャーナルにaccept(採択・受理)されるには、関連研究の土壌のうえでどのような点で重要性があるかを主張できなければなりません。
  • そのため、自分の研究にとって関連性のある論文は、必要あれば常時アクセスできるように、管理しておくことが有益です。

「Mendeley Desktop」で文献管理

  1. 文献情報の自動インポート
    • まず以下を開いてください。
    • 「Save to Mendeley」というラベルを、ブラウザのブックマークバーに直接ドラッグしてください。
    • これでひとまず準備が整いました
    • 論文誌のサイト(PNAS・PLOS・Frontiers・Natureなど)、あるいは論文の検索サイト(日本語だとcinii、英語だとPubmed)で調べたい論文を開きます。例えば(僕の論文)
    • この状態で、先ほどブックマークしたSave to Mendeleyをクリックすると、ブラウザの右サイドにポップアップウィンドウが出て、Mendeleyへと自動で登録することができるようになります。
    • Mendeley Desktop上で、登録されているかを確認するには、「Sync」(⌘R)ボタンを押してください。「Recently Add」の中に、新たに論文が登録されていることがわかります。適宜、好みのフォルダを作って整理してください。
    • なお、自動登録の際、論文のPDFも同時にダウンロードできる場合はそうしましょう(オープンアクセスジャーナルの場合は可)。それが不可の場合、まずは、「論文のタイトル PDF」などを駆使して、WEB上でPDFファイルを見つけるように努めましょう。それが無理の場合、図書館で論文のコピーを申請して、スキャンしましょう。そうして得られたPDFは、Mendeley Desktop上で「Add File... ⌘O」をすることで、対象となる論文と関連づけることができます。
  2. フォーマットされた文献引用のテキストを取得する
    • スライドや論文を書いているときに、引用情報が必要となる場合がありますね。例えばこういうやつです。
      • Kodaka, K., & Ishihara, Y. (2014). Crossed hands strengthen and diversify proprioceptive drift in the self-touch illusion. Frontiers in Human Neuroscience, 8, 422. doi:10.3389/fnhum.2014.00422
    • この種の引用用のテキストは、「Mendeley Desktop」で簡単に生成することができます。対象となる論文を選択状態にして、「⌘+SHIFT+C」を押してください。引用テキストがコピーされた状態になります。あとは、必要なアプリケーションで、ペーストすればOKです。

Mendeleyによる論文のシェア

  • 小鷹研全体で共有すべき論文については、Mendeley上のグループ「kenrikodaka-laboratory」で管理しています。
  • 左のPAPERSボタンを押すと、グループで管理している論文のリストが出ます。
  • 右サイドに複数のタグがあることに注目してください。あらゆる論文には何らかのタグが付けられていますので、特定のタグを選択することで、膨大な論文から必要な情報のみをフィルタリングすることができます。
  • 例えば、以下は、「body-shadow」」というタグのついた論文のみを抽出したものです。
  • ここに論文を登録できるのは、管理者である小鷹のみとなります。
  • 各学生のテーマにとって重要な論文を見つけたら、小鷹がここに登録し、サイボウズから通知するようにします。関係する学生は、自身の「Mendeley Desktop」に登録するようにしてください。
  • あるいは、学生の方で興味深い論文を見つけたら、僕の方に何らかのかたちで教えてください。必要に応じて、グループのリストに登録します。

国際論文検索の基本(Pubmedを例に)

  • 現時点では(2015年2月)、代表的な文献検索システムとして、以下の二点を挙げれば十分でしょう。
    1. google scholar:https://scholar.google.co.jp/
    2. Pubmed:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed
    3. IEEE Xplore:http://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp
  • Pubmedは主に医学系、IEEE Xploreは主に工学系、google scholarは全てを包含する(が、雑然としている)ような理解でいいでしょうか。小鷹研の関心である「からだの錯覚」に関する論文は、ほぼ例外なくPubmedの扱うジャーナルに含まれています。従って、以下ではPubmedに絞って、論文の検索方法について簡単に解説します。

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Last-modified: 2015-02-17 (火) 19:10:57 (1009d)