メディア工学特論(2012後)

  • 11/30 メディアの役割について考える
    • 「恣意的な世界Aをイマココに自然な形で接続すること」。
    • 正確な情報伝達よりも有無を言わさぬ没入体験を!!
    • メディアの究極の形態は、体験者にとって「メディアがあたかも存在しないように振る舞うこと」。
    • われわれは普段、脳というフィルタの存在を意識すること無く、主観的世界を体験する。
    • 脳こそが生物にとって最良のメディア。
    • あらゆるメディアの進化は脳化のプロセスを辿る。
  • 12/07 ニューラルネットワークのつくりかた
    • ニューロン自体は二つの状態しか持たない(興奮 or 非興奮)。
    • ニューロン同士はシナプスを介して接続する。
    • シナプスには二種類ある。
      • 「送り手の興奮が受け手の興奮を誘起する」タイプと
      • 「送り手の興奮が受け手の興奮が生起しにくくなる」タイプ
    • よって、興奮が伝播する過程で、あるニューロンが興奮するかどうかは、つながっているシナプスの人気投票(興奮を推進するタイプと鎮めるタイプの競合)で決まると考えれば良い。
    • あるタイプのニューロンは、周囲のニューロンが興奮せずとも、ひたすら勝手に興奮している。その逆もまた然り。つまり、各ニューロンには、興奮がトリガーされるための固有の「閾値」が存在する。
    • ニューロンの興奮を「発火」と呼ぶ。
    • ニューラルネットワークは、以上の条件を忠実にモデル化したもの。
    • 授業で使った教材プログラム
  • 12/14-21 脳と無意識(あるいは意識が知らないこと)
    • ペンフィールド、デルガド、
    • ネズミの遠隔操作
    • リベットの実験(自由意志について)
    • 主観的時間の編集
    • 情動二要因理論、サブリミナル効果、最近の脳科学の知見
    • 視覚の錯覚(クロノスタシス、運動残効、閃光遅延、足踏み錯覚)
    • 注意(ゴリラ効果)
  • 01/11 カオス・フラクタル
  • 01/25 複雑ネットワーク
    • ネットワークの距離
    • ランダム性、クラスタ性、スモールワールドネットワーク
    • 規則的なネットワークに混線を与えることによる、距離とクラスタ性の変化を確認する演習
    • 弱い紐帯の力
    • スケールフリー、ベキ法則、BAモデル
  • 02/01 身体イメージの可塑性
    • (Rubber Hand Illusion、論文)M. Botvinick, J. Cohen, “Rubber Hands ‘feel’ touch that eyes see”, Nature, 391, p.756 (1998) pdf
  • (左右手反転による刺激順序判断の悪化、論文)Yamamoto, S., and Kitazawa, S. (2001). Reversal of subjective temporal order due to arm crossing. Nat. Neurosci. 4, 759–765. pdf
  • (体外離脱、論文) H. Henrik Ehrsson, The Experimental Induction of Out-of-Body Experiences, Science 24 August 2007: Vol. 317 no. 5841 p. 1048 pdf
  • (CGキャラクターへの身体投影、映像)PLOS
  • (Substitutional Reality、映像) nature

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Last-modified: 2013-02-06 (水) 21:33:29 (1750d)